2025/10/31
白シャツは清潔感の象徴ですが、着続けるうちにどうしても黄ばみやくすみが出やすいアイテムです。ここでは、白さをキープするための日常ケアと洗濯の工夫を紹介します。
1.着用後のひと手間が勝負
汗や皮脂がついたまま放置すると黄ばみの原因になります。着たあとはすぐに洗濯するのが理想ですが、すぐ洗えない場合は脇や襟まわりを軽く水で叩いておくと汚れが定着しにくくなります。
2.洗濯前に「前処理」を
黄ばみや黒ずみが気になる部分には、洗濯前に液体酸素系漂白剤を少量なじませておきます。ブラシでこすりすぎると生地を傷めるので、指先で軽く押さえる程度でOK。
3.洗剤の選び方と洗濯温度
白物には蛍光増白剤入りの洗剤がおすすめ。汚れを落とすだけでなく、白さを補ってくれます。お湯(40℃前後)で洗うと皮脂汚れが落ちやすく、くすみを防げます。
4.干し方で変わる仕上がり
直射日光に当てると漂白効果が得られますが、長時間の紫外線は生地を傷めます。風通しの良い日陰干しが理想。襟をしっかり立てて形を整えてから干すと、シワも防げます。
5.黄ばみが出たら「つけおき洗い」
重曹と酸素系漂白剤を混ぜたぬるま湯につけおきすると、蓄積した皮脂汚れが分解されます。1時間ほどで取り出し、いつも通り洗濯を。
6.保管も重要
長期保管時は、完全に乾いた状態で収納を。湿気は黄ばみやカビの原因になります。防湿剤を併用し、定期的にクローゼットの空気を入れ替えましょう。
白シャツを“白いまま”着続けるには、特別な道具よりも、日々の小さな習慣が大切。丁寧なケアを重ねることで、長く清潔感を保てます。