2026/01/29

OEMで“価格差”が出る本当の理由

アパレルOEMを検討していると、同じような製品内容でも
「工場によって見積もりが全然違う」という場面に出くわすことがあります。
なぜ、これほど価格差が生まれるのか。
今回は縫製工場の立場から、その理由を整理してお伝えします。


一見同じ服でも、
工程をどこまで分けて行うか、どこに手作業を入れるかでコストは変わります。

たとえば、

・工程をまとめてスピード重視で進める工場

・仕上がりを優先して工程を細かく分ける工場

この違いだけでも、工賃には差が出ます。

工業用ミシンといっても、
汎用機なのか、専用機なのかで作業効率は大きく変わります。

設備投資をしている工場ほど、

・縫い目が安定する

・不良が出にくい

・結果的に品質が揃う

その分、単価は安くなりにくい傾向があります。

価格差が出やすいのが、この部分です。

量産前のテスト縫い、工程中の中間チェック、最終検品の基準。

これらをどこまで行うかで、
人手と時間が変わり、コストに反映されます。

仕様が固まっていない状態で進む案件ほど、
縫製側の調整作業が増えます。

修正や確認が多い場合、
その分をあらかじめ見積もりに含める工場もあります。

「高い」というより、
不確定要素を織り込んだ価格になっているケースも少なくありません。

常に安定したラインを維持している工場と、
案件ごとに人員を調整している工場では、
コスト構造そのものが違います。

納期や品質を安定させるための体制づくりも、
価格差の一因になります。

常に安定したラインを維持している工場と、
案件ごとに人員を調整している工場では、
コスト構造そのものが違います。

納期や品質を安定させるための体制づくりも、
価格差の一因になります。

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