2025/06/15

ブランド立ち上げ前に知っておきたい縫製の基礎知識

アパレルブランドを立ち上げたい!そんな想いを持つ方が増えていますが、「縫製」についての知識がゼロのままでは、工場とのやり取りや製品づくりがスムーズに進まないことも。今回は、アパレルブランドを始める前に最低限知っておきたい縫製の基礎知識をご紹介します。


縫製工場は、生地の裁断から縫製、仕上げまでを一貫して行う場所です。
ブランド側が用意したデザインや仕様書に基づき、サンプルや量産品を形にしていきます。工場によっては、パターン作成や生地提案までサポートしてくれる場合もあります。

ブランド側が工場とスムーズにやりとりするには、最低限の専門用語を知っておくことが大切です。たとえば…

サンプル:量産前に製作する試作品のこと。修正や確認のために作ります。

パターン:服の型紙。これがないと縫製に入れません。

縫い代:生地の端に設ける余白部分。縫製の仕上がりに影響します。

ロック処理:生地端のほつれを防ぐための処理。市販品では必須の工程です。

工場との打ち合わせをスムーズにするには、以下を事前に用意しておくと◎

・仕様書(デザイン画、サイズ、縫製指示など)

・希望納期やロット数

・使用したい生地や資材の情報(支給 or 提案希望)

・参考になる市販品やイメージ資料

ブランド立ち上げ初期は在庫リスクを避けたいもの。
小ロット生産に対応している縫製工場を選ぶことで、少ない数量からでもスタートできるのが大きなメリットです。

また、小回りのきく工場は修正依頼や仕様変更にも柔軟に対応してくれる傾向があります。

・不明点は曖昧にせず、こまめに確認

・仕様変更は早めに伝える

・イメージだけでなく、具体的な情報(寸法、素材)で伝える

・試作段階でしっかり確認し、修正箇所は明確に伝える

縫製の知識がないまま進めてしまうと、イメージ通りの製品にならなかったり、不要なコストや納期のロスが発生するリスクがあります。ブランド立ち上げを成功させるためには、縫製の基本を押さえ、信頼できる工場との協力体制を築くことが大切です。

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